胃がん

こんな症状はありませんか?

  • みぞおちが痛む
  • 胸焼け・胃もたれ症状がある
  • 酸っぱいものがあがってくる感じがする
  • 貧血がある
  • 食欲不振
  • 体重が急激に落ちた
  • 全身の倦怠感

などこれらの症状がある方は胃がんのリスクがあります。
専門の医療機関で適切な検査を受けにいきましょう。

胃がんとは

ピロリ胃がんとは、胃の粘膜の細胞が変異しがん細胞に発展することで生じる病気です。胃がんはその発見の早さにより生存率や完治できるかどうかが変わってきますので、早期発見がとくに大事です。
胃がんの原因の第一は、ピロリ菌感染です。ピロリ菌に感染している方、ピロリ菌を除菌しても、発症リスクがあります。そのため、過去にピロリ菌除菌をした方も、1年に1回など定期的に胃カメラ検査を受けるようにしましょう。
また、最近ピロリ菌未感染の方の胃がんも少しずつ増加していますので、2-3年に1回などの胃カメラ検査をおすすめします。

胃がんの検査方法

胃カメラ検査

胃カメラ胃がんを早期発見するためには、胃カメラ検査がもっとも有効です。
胃カメラとは、口や鼻からカメラのついたスコープを挿入し、胃の内部を観察する検査です。
他に検診等で行われる胃X線(バリウム)検査があります。早期発見には胃カメラ検査の方が有効です。

胃カメラ

胃X線検査(バリウム)

放射線を使用して体内に異常がないかを調べる検査です。健診などで行われていますが、胃カメラより精度的に劣ります。放射線を使用しますので妊娠中の方は使用できません。

治療方法

内視鏡切除

内視鏡で胃の内腔からがんを切除する(切り取る)方法です。がんが初期段階の場合に、適応となる治療方法で、全身への負担も少なく、胃壁全層の切除を行わないので、手術後の食生活などにも影響が出にくいです。

外科手術

内視鏡的治療が難しい場合に実施する治療方法で、がんを含む胃の一部、場合によっては全てを取り除く手術です。がんが進行している場合に用いる療法です。

化学療法(抗がん剤)

外科手術のあとに再発転移を抑える目的で補助的に、または手術も不能進行した病状の時に、使用します。内服薬によるものと点滴による治療があります。進行度合いにより使用するお薬を選択します。

放射線治療

胃がんには有効性は低いのであまり行われません。骨に転移して痛みが強い時に除痛目的に行われる場合などがあります。

★胃がんを含め、病院での診療が必要な病気が発見された場合は、適切な病院を提案し、ご希望の病院を紹介いたします。

胃カメラ

著者

院長 水野 滋章

腹痛でお悩みの方は当院の消化器専門外来へお越しください

学歴・職歴

  • 日本大学医学部卒業
  • 日本大学医学部 第三内科(現消化器肝臓内科)
  • 日本大学大学院医学研究科内科学卒業 医学博士
  • 東京都保険医療公社 東部地域病院 内科医員
  • アメリカ国立衛生研究所(NIH)/国立糖尿病・消化器・腎疾病研究所(NIDDK) 研究員
  • 春日部市立病院 内科医長・内視鏡室室長
  • 日本大学医学部総合健診センター 内科医員
  • 日本大学医学部附属板橋病院 消化器肝臓内科科長、内視鏡室室長
  • 日本大学医学部 内科学講座消化器肝臓内科学分野 准教授
  • 日本大学医学部兼任講師
  • その他 非常勤:池上総合病院、聖路加国際病院予防医療センター、一部上場企業の健康管理センター、水野医院(武蔵村山市)、他

学会関連

  • 日本内科学会 認定医
  • 日本内科学会 指導医(大学退職まで)
  • 日本消化器病学会 認定専門医
  • 日本消化器病学会 指導医(大学退職まで)
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医
  • 日本消化器内視鏡学会 指導医
  • 日本消化器がん検診学会 認定専門医
  • 日本消化管学会 胃腸科認定医
  • 日本消化管学会 専門医
  • 日本消化管学会 指導医
  • 日本がん治療認定医
  • 日本ヘリコバクター学会 ピロリ菌感染症認定医
  • 日本カプセル内視鏡学会 専門医
  • 日本カプセル内視鏡学会 指導医
  • 日本医師会 認定産業医
  • 東京都認知症かかりつけ医研修修了
  • 日本消化器内視鏡学会 評議員、関東地方会評議員
  • 日本消化器病学会 学術評議員、関東地方会評議員
  • 日本消化管学会代議員、専門医制度審議委員会委員

大学勤務時代の
主な専門・研究分野

  • 消化管および胆膵の内視鏡診断・治療
  • 消化性潰瘍、消化管出血、薬剤性消化管傷害
  • Helicobacter pylori菌感染症
  • WEB問診
  • LINE
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